日招き大橋
日招き大橋
「日招き大橋」の開通・・・・・ 平清盛が切り開いた瀬戸
「日招き大橋」は平成25年に開通した第二音戸大橋の名称です。元軍港で戦艦大和を造船した有名な呉市と倉橋島を結ぶ道路橋です。
第一音戸大橋(写真の奥に見える橋)は昭和36年当時3億6200万円の建設費でした。三重螺旋型でグルグル上り下りの道路は有名で、瀬戸内海の離島架橋では日本最初の橋、時代の流れは車社会になった今では朝夕の交通渋滞から、第二音戸大橋の建設に至ったものです。
第二音戸大橋のアーチ橋は日本で4番目の長さになり、深田サルベージの大型起重機船で一気に架けたのは圧巻でした。
「音戸の瀬戸」は幅約90mと狭く、潮の流れは速い瀬戸。昔は潮が引くと地続きとなり徒歩で渡ることができたと言われております。
平安時代に日宋貿易の航路として1167年、平清盛が1日で切り開く・・・と、公約したものの1日の時間が足りなくなり「沈む夕日を扇で招いて呼び起こした」・・・・
それで「日招き大橋」の名称がつきました。当時の清盛の権力はまさに「太陽を動かす男である」と、語られています。
橋の無い江戸時代から音戸の瀬戸を渡るのは「音戸渡船」運航距離は120mと日本で最も短い渡船は全国的に有名です。
呉市側は音戸公園にサツキ約8300本、櫻も随所にあり春は花満開です。

高烏台の展望台より 手前が第二音戸大橋(日招き大橋)、左前方が第一音戸大橋

高烏台の展望台にある平清盛銅像。扇で西に向かって太陽を呼んでいる場面です。
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2013-04-09 16:23:12
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